新天皇即位で祝賀ムードの「令和」日本で御朱印をめぐるトラブル多発

御朱印

新時代「令和」になり、6日目を迎えました。

 

最大10連休もいよいよ最終日を迎えましたが、皆様GWをいかがお過ごしでしたでしょうか?

 

神社においては、平成31年4月31日と令和元年5月1日の御朱印を求める長蛇の列が話題となりました。

 

明治神宮では最長10時間待ちだったそうです!

 

そんな令和御朱印フィーバーですが、オークションで転売されるなど悪い意味でも大きな話題となっております。

 

ここでは、御朱印について少しふれていきたいと思います。

 

そもそも御朱印とは

御朱印の起源は江戸時代までさかのぼります。

 

その始まりは、寺社仏閣への御供物の奉納をされた方や、納経をされた参拝者に対して、神仏の御蔭を受けられた証としてお分かちしたものでした。

 

その後時代の移り変わりと共に、御供物の奉納や納経が無くても、参拝頂きお初穂料を納めることでも御朱印をお分かちするようになっていきました。

御初穂料とは

お初穂料とは、お供え物を簡略化したものです。

昔は、収穫したお米や野菜、漁で取れた魚などを神様へお供えしていましたが、時代と共に田んぼや畑で作物を作る百姓が少なくなり、漁師も減り、次第にお初穂料として形を変えていきました。

 

空前の御朱印ブームに沸く時代

今空前の御朱印ブームが起こっています。

 

「インスタ映え」に代表されるSNSでの投稿などとも相まって、各社趣向を凝らした御朱印を頒布なさっています。

 
 
 
 
 
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Daichanさん(@financial_planner_macchan)がシェアした投稿

何度見てもすごいですね!

 

どうしたら御朱印を受けられた方が喜んでくださるのか職員の方が一生懸命考えられた様子が目に浮かびます。

 

シンプルな御朱印が否定される時代

見た目にも鮮やかな「インスタ映え」する御朱印が話題になる一方で、伝統的な御朱印が否定されることもあるようです。

御朱印は寺社仏閣へ参拝された証ですので、本来そこには「印」のみでいいのです。

 

カラフルな絵や文字で趣向を凝らした御朱印も素敵だと思いますし、頂いたときの感動もわかります。

 

しかしながら本来の御朱印の意味を考えると、伊勢神宮様の御朱印は流行に流されることなく古来よりの形を崩さずに伝統を守られており、まさに別格と感じさせるすばらしい御朱印だと私は思います。

 

御朱印をめぐるトラブル3つ

御朱印を巡ってトラブルも巻き起こっています。

 

トラブル①:「素人には書けないでしょ」事件

私がご奉仕している神社様でこんな出来事がありました。

5月2日にあるひとりの男性の方が参拝され、御朱印を希望なさいました。

 

その神社では、基本的に御朱印を受け付けた職員が対応することになっており、その時はお守り授与所にいた巫女が対応いたしました。

 

その際に男性が仰るには、

 

「普通は宮司が書くものでしょう?素人には書けないはずなんだけどね」

 

対応した巫女は、普段はお守り授与所へ詰めて巫女としての仕事をしておりますが、神職の資格も持ち合わせており、ご説明の上何とかご納得いただきましたところ

 

「5月1日の日付で書いてね」

 

と。

 

この話を後で聞いたのですが、呆れるばかりです。こういった言動に対して、無礼という認識はないのでしょうか?

 

まず、御朱印は職員であれば誰でも押すことが出来ますし、文字も書くことが出来ます。

 

また前述の通り御朱印は参拝された証ですので、「宮司が押すから」とか「宮司が書くから」といったものでもないのです。

 

はるばる遠方からお参りされた方が、せっかくだから宮司に書いてもらいたいという気持ちは理解できます。

 

ですが、対応している職員も人間です。そいうった態度を取られると腹も立ちますし悔しさもあるでしょう。

 

「神様に対する無礼」などというつもりはありませんが、何百と御朱印を書き続けている書き手にも敬意を払ってしかるべきであると思います。

 

それこそが日本人が大切にしてきた心であるのではないでしょうか。

 

トラブル②:「書き置きには御初穂料なんていらないでしょ」事件

twitterで見て衝撃を受けました。(どのツイートだったか思い出せず貼れませんでした)

 

大まかに説明すると、

  • 宮司及び職員は、当日祭典で御朱印の対応が出来ない時間帯があったため、書き置きを用意しておいた
  • 祭典の時間帯に御朱印を希望された男性が授与所にて、書き置きの御朱印を受け取った
  • お初穂料300円としておられたようですが「書いてもないのに300円なんて払えるか!」と御朱印を持ってその場を去った

 

聞くに堪えないあまりに傍若無人な振舞です。

 

「お初穂料」というのは、前述の通り「お供物」を時代に合わせて簡略化したものです。

 

基本的に神社においてはお守りなども全て、行為自体は「販売」という商行為のように受け取られがちですが、その実、お初穂料(=お供物)をお納めになられた方に対して「神の御蔭を受けられますように」と頒布するというスタンスなのです。

 

つまるところ、この場合お供えをせずに御朱印だけ持って行ったということですが、言葉を選ばずに言うと「万引き」であり、神様への冒涜です。

 

神社にはそれぞれ事情があり書き置きしかお出しできない神社様もあるでしょう。

 

御朱印をお受けになる際は是非それを理解いただきたく思います。

 

トラブル③:御朱印の転売問題

今一番世の中を騒がせているのは御朱印転売問題。

 

 

人気の神社の御朱印は1万の高値が付いている程。

 

事情があって参拝できない方もいらっしゃるでしょう。

 

そういった場合は一度神社様へご相談してみることをおススメします。

 

間違っても、足元を見て高額で売りつけるような輩に払うべきではありませんからね。

 

御朱印問題もありますが令和もよい時代でありますように

御朱印の問題は神職の間でかなり心が波立っており、大変愚痴っぽい内容になり失礼いたしました。

 

本音で語ると大炎上を起こしかねないので、立場上かなり柔らかめの表現を取らせていただきました。

 

それはさておき、新たな時代「令和」となりました。

 

新天皇陛下がお治めになられる新たな時代も。きっと平和で素晴らしい時代となることでしょう。

 

皆様にとってもどうか幸福に満ち溢れた時代となりますように。

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